取引先の倒産に苦慮

　麺類や商品材料を製造販売している設立25年目の食品製造会社。スーパーや大手飲食チェーンに食材を卸していますが、取引先の倒産により多額の売掛の未回収が発生して、資金繰りに苦慮していました。多くの取引先と優れた工場設備を稼働させていましたので、資金の問題さえクリアできれば必ず再生できるのですが、大きく債務超過であることから、中々金融機関の協力が得られませんでした。

投資ファンドから低金利で

　弊社に相談があり、相当に難儀しましたが、最終的に投資ファンドからの多額の運転資金を獲得することが出来ました。融資という形態ですが、売掛先の債権を自己信託する方法で保全を図り、リーズナブルな金利での調達となりました。メーカーは、分散した長期取引の実績があれば、売掛金を活用して多様な資金調達が出来るのですが、その手法は一般的には知られていません。弊社では売掛金の活用をもっとも得意としておりますので、メーカーや卸売りの会社様にはぜひご相談いただきたいと思います。